ALNOTE

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【今更】ほぼ日手帳2014カバーの話

 色々と思うところもあるほぼ日手帳ですが、来年も継続して使うことにしました。実はもう手元にあったりします。他テーマでも言及するかもしれませんが、本日はカバーについての話。

 去年はスルーしたほぼ日手帳公式ガイドブック、今年は発売日直後(8月末)にたまたま本屋で見かけ、これも縁かと思い購入。ただ、この本でしか得られない情報というのは少ないし(ほとんどサイトで知ることのできる情報)、例年半分くらいは翌年の手帳の情報なので、個人的には目当ての何かがなければ買わなくてもよいのではないかと思っている本でもある……。確か、昨年までは本体のサイズももう少し小さかった筈で、それでも1,500円とかする(今年は大きくなったが据え置き)。正直高いと思う。

ほぼ日手帳公式ガイドブック2014 ことしのわたしは、たのしい。

ほぼ日手帳公式ガイドブック2014 ことしのわたしは、たのしい。


 でも今年はそれなりに収穫があった。読んでよかったと思う。理由はいくつかあるけれど、そのうちのひとつはサイトよりもカバーの様子が分かったということ。それぞれディスプレイに癖や特徴があることを差し引いても、WEBでは表現できていない色味や質感があるようだ。
 LOFTに実物を見に行くというのも全く難しいことではないけれど、そもそも見に行ってみるかどうかの判断材料になった。興味があるものは早めに見ておきたい。

 ということで以下、サイトと公式ガイドブックとLOFTで見てみた情報を併せて、印象に残ったカバーについてそれぞれの感想です(実際に購入を検討するかは別として)。


つばき
 自分では使えない……のですが、とても可愛らしい色合い! タイトルを知らずにものを見たときに漠然と椿っぽさを感じたので、タイトルを見て納得。色ひとつひとつはそれほど主張していなくても、組み合わせによって魅力的になる例はたくさんあるのですが(そしてそういうものが好きなのですが)、これはなかなかなかったと思います。純粋にプロダクトとして好きなカバー。
 ポリエステルカバー(今はナイロンじゃないんですね)は、カバーオンカバーも使えるし、汚れ、特に水気に強いというのも何だかんだで実用的なんですよね。

ロビンエッグ
 青好きを悶えさせるであろうカバー(その1)。何ですか、この淡い緑がかった青の革は! 即ポチらせる気ですか! これは最後まで悩みました。
 私のディスプレイの色加減がイマイチなのか、実物はもっと綺麗な青に見えます。経年変化でどうなるのか、あまり想像がつかないのですが、おそらく緑が深くなっていくんですよね。あと、内側のヌメがどうなっていくのかも気になるところ。やはり手帳に接しているところとそうでないところで、焼け跡がついてしまうのだろうか。

グラススタイル
 公式ガイドブックで一番印象が変わったカバー。サイトの一覧で採用している画像だとかなり地味に見えてしまう。印刷物で見ると、一件色合いは渋いけれど綺麗な色のようですよ。自分が使うにもアリだと思ったカバー。
 ただ、この手のカバーの懸念点といえば個体差。色の出方に、当たり外れとは言わないまでも、好みかそうじゃないかというものが入ってくるでしょうし。まだそれはよいとしても、サイトに掲載されているように、水平垂直が取れていない現物というのも……やはり存在するんでしょうかね。個人的にはこればかりは味とは思いたくないんですよね。

いつでも話を聞きますよとロバが言います。
 何だコレ! 絶対買いません(笑)。すごいデザインと色合いのカバーだなあ。面白いとは思います。
 「いつでも話を聞きますよとロバが言います。」ってのもすごいタイトルなんですが、時期的にミサカ妹を連想してしまった……と、alは恥を忍んで告白します。

TARO/建設
 これ、実は買いだったんじゃないかと……日々ジワジワ来ているカバーです。岡本太郎だと知らなくても何だかかっこいいカバーだなと、気になるカバーだったでしょう。芸術なのに、私が持っていても許されそうなプロダクトなんですよ。すごいな岡本太郎

ブルー
 青好きを悶えさせるであろうカバー(その2)。一応、Hobonichi Plannerのカバー。でもオリジナルでも使用可能の筈。
 デザインはとても素敵ですが、従来のほぼ日手帳カバーの機能とは大きく異なるので(例えばポケットなどは圧倒的に少ないし、バタフライストッパーでもない)、そこは人によっては悩みどころかもしれない。そしてそれなりのお値段。


 また、アンリシリーズは、これはもはや定番カバーになりましたね。毎年の定番カバーって意外とないんですよね(それもとりあえず確保しておこうと複数買いする人の購買意欲を助長してるんでしょうけど)。オリジナルで3万オーバー、カズンで6万オーバーなので、抽選といっても概ねほしい人の手に渡ったんだろうか、なんて考えてみたり。いい買い物ですもんね。
 
 実は、カバーについてこれだけ感想が出たのもひさしぶりというか……今年に至っては手帳本体しか購入していなかったりします。選択肢が少なかった頃の方が「あ、来年はこれだ」とすっと入ってくるものがあったというのも不思議ですが。
 全体的な傾向の変化もあるかもしれません。ラインナップが増えることによって思い切ったものも出るようになったのでしょうけれど、その思い切ったものはあまりぴんと来ず、シンプル系のものはもの足りず……というのが、個人的な近年の印象だったので。
 そういう意味でいうと、ほしいと思ったものがひとつでも見つかった今回は、まあよかったのかなあ。その他の要因諸々もあり、ここ2年ほどは他手帳を検討していないわけでもなかったので。

 私は結局どのカバーにしたかというと、ロビンエッグとブルーで迷った末、ロビンエッグを選びました。ちなみに手帳はオリジナル。価格、ほぼ日手帳用としてのカバー機能を考慮して、そのようになりました。
 ロビンエッグは、サイトで見るよりももう少し彩度が高くて、ガイドブックの印刷で出ている色とほとんど違いありませんでした。最近になって、入手報告的な投稿をいくつか見てみたりもしましたが、それによると少し個体差があるカバーのようですけれどね。自分の手帳に関しては、また別の機会に。

 というか、カバーの実物が手元に来て思ったのだけれど、やっぱり私のPCのディスプレイは少し暗くて彩度が低いですね。薄々感じていましたがこれで確信しました。少し調整しようかなあ。