ALNOTE

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【観戦】INAC神戸レオネッサ 第5節 ジェフ千葉戦

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 4/27(日)のINAC神戸レオネッサの試合を観に行ってきました。INACの試合を観るのは3試合めですが、ノエビアスタジアムでは初。つまり初のホームゲームということでかなり楽しみにしていました。
 少し写真を載せますが、望遠レンズは持っていないのでクオリティに関してはお許しください。また、観戦の感想ですので、あまり本格的なサッカーの話はない(というかできない)のもご了承いただければ。

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 ホームINACのゴール裏。いつも関東へもいらしているサポーターの方々……と同一人物かどうかは判りませんが、おそらく遠くへも足を運んで声を出してINACを応援し続けている皆さんです。
 ゴール裏の写真を撮るの好きなんですが、今回位置的なこともあり、気づいたらINACしか撮ってなかった……。ジェフのサポさんごめんなさい。
 最近は、基本的にサッカー観戦はメインスタンドですることにしています。ゴール裏は面白いのですが試合を把握しづらいという欠点があり、バックスタンドは一度セレモニーが見えず悲しかった思い出があるので(ちなみに2012年の女子U20ワールドカップ)、純粋にサッカーや関連する諸々を見やすい席がいいなあと。特に女子の場合はチケットも高価ではないので、迷いなく購入しちゃってます。
 ノエビアスタジアムヴィッセル神戸のホームでもあるので、こうやって見ると空席が目立っちゃいますね。
 小さくて判りづらいけれど、よく見たら中島選手、海堀選手、千葉GKコーチも写ってます。

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 結論から言ってしまうと、結果は1-1のドロー。しかも83分高瀬選手のゴールで何とか同点だったので、INACファンはまさかのホーム敗戦かと多くの時間帯を肝を冷やしながら見守っていた、と思う。ジェフも15分に決めて以降追加点がなく、INACは中々攻撃を組み立てられないままだったので、後半は何となく観客席の緊張も弛んでいるような印象だった。

 ジェフの先制点はちょっと面白かった。CKの(結果として中途半端になってしまった)クリアを、後方から突っ込んできた瀬戸口選手がダイレクトシュート。エリア内は混雑していて、ジェフの選手は咄嗟に屈み、反応しきれなかったINACの選手(多分京川選手だと思う)に当たって軌道が変化、結果的に絶妙なコースになり海堀選手も反応できず。観客席もさることながら、ピッチ上も一瞬呆然とした空気につつまれたような。シュートコースが変わった辺りは後から調べて理解できたのですが、瀬戸口選手が詰めてきた辺りはテレビじゃ見切れる範囲だったと思うので、こういうところを好きに観られるというのも観戦の醍醐味かと。
 それから他に特筆すべきは、ジェフGKの山根選手でしょうか! 身長が187cmの超大型GK! 実際に見ても大きくてびっくりする。 そして全然見慣れない、何度見てもやっぱり大きい(笑)。あんまり熱心にコーチングしてるような印象ではなかったのだけれど、とにかくゴールを割れる気がしない。ゴールの上の方狙っても軽々と手が届いちゃうし、ごろんと体を投げ出すだけで完全ブロックだし。飛び出したタイミングが悪かったときに、ループを決められたのはINACにとって幸運だったかもしれません。
 それから、現時点での得点王である菅澤選手は、この日はゴールなし。何となく攻撃面では筏井選手が印象に残っています。って、ジェフの話ばっかりになってますね。

 INACの話もすると、全体的に選手一人ひとり、もしくはチームとしてどうしたいのかちょっと判りづらい雰囲気。サッカーに限らず、こういう状況ってあんまりよくないでしょ。で、こういうのは監督の仕事でしょ。監督がガチガチに指示しすぎて、選手の自主性が損なわれてる可能性もあるけれど。
 個人的にはワントップの高瀬選手にもっとガツンとやらせてあげられればいいんじゃないかと思うんだけれど、どうもそういうチーム作りではないような。高瀬選手、好きな選手なんですけど、多分めちゃくちゃスピードがあるとか足元が上手いとか器用って感じもなくて(笑)、どんなFWかって一言で説明するのが難しい。でも、何気にいいところにいて決めてる印象。計算ずくって感じでもないんだけど……前線で高瀬にボールが渡ったらヤバイみたいな感じでいいんじゃないかと思うんですよね。別にちょっとくらい外してもいいです。勿論前線での仕事はするべきだけど、あんまり色々とタスクを課さない方が活きそう。ただ今期は、前線に持っていくまでの過程も確立されてないんですが……それでもチームとしてもう少し明確なビジョンがあった(見えた)方がいいですね。繰り返すけど、これは先ずは監督さんのお仕事だと思う。

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 試合後。中島選手、何かもらってた(忘れちゃった)。年々成長しているのが判る選手で、これからも楽しみ。代表で活躍できる日がそう遠くないといいな。知らない人にINAC勢で一番押しているのが彼女。

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 高瀬選手も何かもらってた(こちらも忘れちゃった)。一応ホームで得点決めてるのでMVP?
 そういえば、どうしてデジタルテレコン使わなかったんだろう。トリムすべきかどうか考えて気づいた。社畜生活の後遺症か。

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 ファンサービスで、サインボールを投げ入れに来てくれた選手達と、盛り上がる客席の図。改めて見ると、キャプテン・副キャプテンとか、ルーキーでまとまってる。
 少し離れたところで「こんなの絶対取れないよー!」と嘆いていた男の子。実は私、ラッキーでボールをゲットしたのであげようか迷ったのですが……。「サイン11番? 高瀬?」「おお、高瀬のだ!」サインを見たら高瀬選手のだったので大人げなく懐に……ごめん小っちゃい子……。今度もらえたときにはあげるからね。

 女子サッカーは、男子に比べて老若男女万遍なくいる率が高いような気が。サッカーチームの子供達とか、女子サッカー部っぽい子達とか、普通にサッカー好きそうな男友達同士とか、老夫婦だとか、地元のおじちゃんおばちゃんっぽい人達だとか(特に最後のカテゴリが多いような)。地元の人に応援されてる感じがいい。で、聞き耳立ててるとちゃんとサッカー理解して観てる人が多そうだし。フィクションだけど、ちょっと『GIANT KILLING』を思い出すんだよね。漫画はJリーグの話だけどね。プロ野球とかJリーグみたいなコンテンツにはならなくても、サッカーを好きで楽しんでいる人達に支えられている今の雰囲気がずっと続いていくといいな、と思ってます。